映画「さようなら夏休み」を見に行ってきた

初めて行く隣町の映画館はパチンコ店やゲームセンターやスーパーなどが入っていて
新しくってピッカピッカで
カウンターでチケットを買うときに
座席の指定ができるとおねえさんが 液晶の画面を指し示してくれたけど 
なんと私ひとりかい!
・・・っと思ったものの顔色を変えずに
ど真ん中を 画面にタッチ
貸切かぁと
座席に座っていたら ぽつりと人が来て 全部で4人
なにやら ほっ・・・・・
(同時に上映されていたトイストーリーは そこそこ子供連れが足を運んでいたようだけど)

画像


この映画を見に行こうと思ったのは 岐阜県の郡上市がロケ地になっていると聞いたから
郡上市へは2度ほど前に訪れたことがある

ストーリーとしては 昭和の終わりに都会から男の子が
やってきて ここに住むことになって
はじめはとつっきにくかったけれど 段々に友達もできて
学校の先生にほのかに恋心を抱いて
成長してゆくさまを 20年後の現在の自分が思い出すというもの
その折々に 町の素朴な風景が映し出される

町は盆踊りが有名で もちろんそれも取り上げられていて
橋の欄干から 川へドボンと飛び降りる季節の風物詩のエピソードも
なかなか良かったんだけど
これ
きっと現代の子供には 理解できないかもなぁと
思うことも多々ある
小学生なのに なんで彼らは塾へ行かないのか
ゲームはしないのか
携帯はないのか・・・なんて思うんじゃなかろうか

むかしは そげなモンなかったんじゃい

なんてことは 判ってくれるだろうか
いじめっ子もでてくるけど まだ素朴だもんな

これは きっと子供向けの作品というより 大人がむかしを懐かしむ作品だ

アイドルが出演しているわけでもないし
ダイナマイトでビルが一瞬につぶれるような 大掛かりな設定はないし
今にも事故にあいそうなスリリングな場面もないし
感情を顔一杯にして 叫ぶこともないし
刺激は 全くない
だから 今の子供には物足りないかもと思う
でも、原色カラーに慣れてしまったら 自然の持つ微妙な色合いを感じることが出来なくなるのではないかと思う
音楽は 大音量でいつも聞いていたら 難聴になってゆくじゃないか
激辛カレーを食べたら 二口目に食べた別の食材はほとんど 判別できないじゃないか
だから こういうものはかえって大切なんじゃないか

ヒットはしないけど いつまでもそうあって欲しい風景がここにはある

しかし、文句はある
最後の方の場面で 主人公たちが夜中自転車で郡上から岐阜へと向かうシーンがあるが
通常車なら2時間くらいはかかるんじゃないか(当時は高速は無かった)
1時間でも飛ばせば行けないこともないけれど
それを自転車で しかも子供の力で行くんだから
3時間4時間はゆうにかかるだろう
ここの場面 もうちょっと 時間をかけて
手にマメでも作りながら 汗だくで
脚の筋肉引きつらせながら 道に迷いながら それでもたどりつかなきゃっていう
根性をみせて欲しかった

さようなら夏休みというのは
おとなの言葉だ

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